「こころの護心術™」は、私どもがオリジナルに開発し、これから学校や社会にも提唱していきたい、新しい科学的な手法です。
早期にこども達がこの基本スキル(ソーシャル・コミュニケーションスキル)を身に着けて、学校でおこっている「いじめ」などから解放されることを願っています。
人生を強く明るく生きることができるようになれるこの「人生の基本スキル」を身に着ければ、成長した後においても、誰でも社会で遭遇する可能性がある様々な「いじめ」やコミュニケーション上の衝突などから、自らの「こころを守る」ことができるはずです。
いわば「こころの護心術™」は「一生モノ」のスキルです。
私たちは、この「こころの護心術教室™」が、小中学校のこども達の成長過程を守り、少しでも明るい社会を創るためのお役に立てることを、願ってやみません。
学長
長内優樹(おさない ゆうき)
心理学の学習および研究支援サービスを行う合同会社セカンダリー代表。法政大学など5つの大学の教員も兼務。大学での講義数は週に10コマ以上。心理相談職の国家資格である「公認心理師」の資格制度成立に向け活動した公認心理師推進ネットワークに副代表および後援企業の代表として従事。こころの護身術教室の活動に関する学術研究業績(近著)として「企業におけるいじめ加害傾向者を対象としたアセスメントツールの開発に向けた展望 ー日本の教育心理学における学校のいじめ研究を踏襲してー 法政大学多摩論集, 37,77-84.」、「日本の教育心理学におけるいじめの加害者研究の現状の把握 (1) ー2001年から2010年の10年間における状況ー 神奈川大学経営学部 国際経営論集,60,41-43」、「Classification of workplace bullying as a type of internal impropriety – Comparison with the structure of bullying in Japanese schools – The 59th Annual Convention of the Taiwan Psychological Association.」が挙げられる。
内間望(うちま のぞみ)
心理学の理論や研究手法、支援技法などを大学・大学院(博士課程)で学び、実社会でその専門的知識をもって活動中。未就学児を対象とした通所型療育施設で発達障害支援に3年半従事。近年は、スクールカウンセラーとして思春期・青年期の子どもの支援に携わる。
新成人の人数が過去最少*を記録するなど、日本社会の少子高齢化は歯止めの目処が立ちません。人生100年時代という言葉もありますが、中・長期的な観点からは、日本の産業の未来を担うのは、こどもたちであることにかわりはありません。我々は、多様性と持続可能性をキーワードに、未来の社会人のための教育支援事業に取り組んでいます。主要事業として、人とのコミュニケーションを上手にとれるようになりたいと考えるこどもとその保護者向けに、人との関わり方を練習を通じて学んでいただく教育サービスを行う『こころの護心術教室™』を運営しています。
* 総務省が12月31日に発表した人口推計によると、2022年1月1日時点の20歳の新成人は120万人である過去最少を記録。新成人が総人口に占める割合は0.96%と12年連続で1%を下回った。
こども未来支援連盟™
理事長 斉藤実
専務理事 長内優樹
小中学校での「いじめ被害」に悩むお子さんを1人でも減らすために
文部科学省が令和3年に発表した、小中高校対象の「いじめの現状について」調査(※1)によると、令和2年のいじめの認知件数は全体で51万件と平成18年の約4.1倍に増加、なかでも特に、小学校におけるいじめ件数が42万件と約6.9倍に激増しており、学校におけるいじめの低学年化が進んでいることがわかります。
またスマホ、SNSの普及で匿名での「ネットいじめ」も拡大し、不登校の拡大や、さらに痛ましい「重大事態」となる件数も増加しています。 ※1(出典)「文部科学省 令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査「(令和3年11月22日・資料2「いじめの現状について」)
私たちは、企業や学校を対象に、社会で活躍ができる能力の育成を目的に、デジタル手法の科学的な能力アセスメントの開発と提供を10年以上に渡り実施しています。そのなかで、学生達の成長傾向の統計的な分析により、はっきりと見えてきたことがあります。
それは、中学生、高校生における「いじめの被害体験」は、その後のこども達の自己形成や人生にも大きな影響を与えているということでした。
特に小学生、中学生など年齢が低く、身体もまだ小さいこどもの頃は、精神的にもまだ発達途上であり、いじめへのこころ構えや上手な対処方法もまだ身に着いていないため、学校などである日突然不意にいじめ行為に出会い、その被害者となってしまう可能性があります。
被害者となったこどもは、その場で反射的に対抗することができずに、たとえ暴力を受けなかったとしてもこころに傷を負い、その後に不登校等の原因となってしまうかもしれません。
また、学校でからかわれたり、悪口を言われたり、仲間はずれにされたり、面白いからとくり返しターゲットにされることなどで、こころが更に追い詰められることもあり得ます。
そこで私たちは、この度、学校におけるこどもの「いじめ被害」を少しでも減らして、そうしたこども達の未来や社会を少しでも明るく変えることができないものか、との強い思いから、「こども未来支援連盟™」を創立いたしました。
「こども未来支援連盟™」では、20年以上にわたる企業・学校における人材育成の知見をもつ株式会社ネクストエデュケーションシンクと、その研究開発機関の「NET総合研究所」の後援を受け、日本の小学生、中学生の年齢のこどもたちが、学校での「いじめ」に上手に対応・対処ができる力として、新たに「こころの護心術™」の理論と実践トレーニング手法を研究・開発。
短期間での練習(トレーニング)で、被害を受ける可能性があるこども達が「いじめから、自分のこころを守り、いじめをかわせる「ソーシャル・コミュニケーション力」を短期間で身に着けるための新しい教室「『こころの護心術』教室™」を立ち上げることにいたしました。
こころの護心術教室は、登録商標です(特許庁:登録第6626555号)。
こども未来支援連盟は、登録商標です(特許庁:登録第6613478号)。
NET総合研究所、株式会社ネクストエデュケーションシンク、合同会社セカンダリー